ギリシャの旅レポ④

帰国１ヶ月後の旅レポってちょっとorz
当たり前だけど新鮮味に欠けています…なんでこんなに放置してしまったんだ…
なんだか最近の近況とか想いとか、吐き出しておきたいことはあるんだけども
とにかく旅レポが終わってから！だってここで終わるのはキリが悪すぎます。(苦笑

さてでは早速さくさくと。どこまで書いたかもあやふやなんですがｗ
ああティム、ティムのことまで書きましたね忘れていたよ。笑

彼との不幸な出会いから一夜明けた次の日。
またしてもトラブルが発生しました。
朝方、カホさんが日本語で誰かと会話する声で目覚めたところ、
旅行会社からの電話(よくないお知らせ)でして…フライト時刻の変更でした。
なんとその日、メーデーで航空会社のストライキ、とのこと。
もともとの私たちのサントリーニ島→アテネのフライト、昼過ぎの予定だったので
戻ったらアテネ観光できるね！って感じだったのですが…
変更後のフライトはなんと20時！
まぁ今日中に飛んでくれて良かった…良かったが…仕事してぇぇorz(本音

そんなこんなでほぼ３日間、サントリーニ島で過ごすこととなってしまいました。。
素敵な島なんですが、もう見る場所がないというくらい
ゆっくり散歩もお買い物もしてしまい…仕方がないので少し足を延ばして
『古代ティラ』という遺跡に行くことに。
名前の通り、古代の遺跡で土台しか残っていない場所ですが
紀元前にあったという遺跡の空気に触れられるかな、とね。
それにしても紀元前て…2009年以上前ってことですか、そうですか。。。

ティラはバスで20分ほど揺られてカマリというビーチのある町まで行った後、
そこから遺跡までは徒歩30分ほど…とガイドブックにはあったのですが
実際は上り坂を50分も歩く羽目になりました…しかもパンプスで…
思い出すだになんてアクティブ…私たち、若かったたのね。笑
写真はティラに向かう途中、カマリの町と浜辺を撮ってみました。
本当にどこまでも蒼いなぁ…

そして目的地である古代ティラですが。
水分を補給してもしたりなくて疲れ果ててやっと到着…なのに！
メ　ー　デ　ー　の　た　め　本　日　休　館 。
…仕事してぇぇぇ！！(二回目
ひどいひどすぎる。往復で１時間半以上かかるというのに！しかもパンプス！(呪
まぁ文句を言ってもしかたがないので存分に写真だけは撮りました。
山の上だから景観は最高だったのでね！それでよしとする。
ハプニング、それが旅の醍醐味。(たぶん

その後はカホさんと励まし合いながらなんとか下山。笑
フィラに戻ってもはや何度目かわからないお散歩を楽しみました。
カフェでお昼食べたり、ジェラート買ったり、お土産屋さん回ったり。
お土産として、いい匂いのオリーブオイルを買ったんです。ガーリック風味です！
フランスパンにつけて食べたらぜったい美味しいと思うので
今度オリーブパーティーしようねってカホさんが。
ねぇ、誰がフランスパン買ってくるの？笑

たくさん楽しんだフィラから、夕方頃空港へ。
サントリーニ島の荷物検査はすごい。検査員、携帯いじってますからｗｗｗ
そんな適当さに若干恐怖を覚えつつボーっと時間を潰していたら
日本人男性が話しかけてきました。少し年上だったかな？旅人って感じのＳさん。
ギリシャであまり日本人を見かけることがなくてそれも珍しかったんですが
なんとＳさん、超ご近所さんだったんです！！
家ではなく職場だったんですけどね、彼の職場と、私たちの家の最寄り駅が一緒ｗ
旅先では日本人相手でもあまりいろいろ明かさないようにしているのに
職場や家の話をひたすらペラペラ話し続けたＳさん…
結局私たちの最寄り駅までバラしてしまった訳ですが、
彼が最後までジェントルマンで良かった。
でもギリシャで、しかもサントリーニ島という素敵な場所で
近所のスーパーの話なんかしたくなかったよね、お互いに。(残念賞！

そして飛行機は無事アテネへ到着し、そこから市内まではバスで40分かかります。
その途中、ただでさえ疲労困憊だったことと空腹とずっと立っていたことで
気持ちが悪くなってしまった私が座らせてもらった席のお向かいさんも日本人！
お話を聞いていたところ、かなり優雅な生活をしてらっしゃるご夫婦でした。
毎年ヨーロッパ内を鉄道で周遊されているそう。
英語も堪能だし、ホテルも飛行機も自分で手配しているとのこと。すごいわぁ…
そしてやっとバスが中心街に到着しまして、
またそのへんで会えるかもね！(笑)と颯爽と立ち去るＳさんと別れ。
カホさんと私は、タクシーを呼んでくれるという例のご夫婦のホテルまでご一緒し…
…ホテルでかっ！！！！！！！

まさかこの豪華ホテルなのか！？と見上げると横に長くて視界に入りきらず。笑
そのまま入り口に近づくとすかさず黒服グラサンの兄さんたち(恐)が
私たちの荷物を取り上げようとぉぉ…！どうやらホテルに入るのに
荷物検査をしてくれようとしたらしいのですが。私たちここに泊まらないんです…
ご夫婦の旦那様の方が
『彼女たちは別のホテルなんだ。タクシーで送ってやってくれ』
的なことを黒服(以下略)に言うと
『もちろんさ！で、どこのホテルなんだい？』
みたいなね。あまりに明るくオフコース！と言われたので
自分たちのホテル名を言うのが本当に嫌でしたorz
身分の違いってこういう時に実感するのね…(遠い目
でも無事にホテルまでたどり着けたのはご夫婦とＳさんのおかげでした。
旅の出会いって大事だね。

ちなみに例のご夫婦が宿泊していたホテル、
アテネで一番有名といわれているホテルで著名人が多く利用する場所だそう。
例えば大統領とかね。(会談とかに使うらしい
荷物検査があるのも納得です。それにしてもあのご夫婦…貴族！貴族！！